ファレルウィリアムスのアニメPVから英語を学ぶ

YouTubeでファレル・ウィリアムスの「Happy」を聴いてたらたまたま見つけて見入ってしまったのが「It girl」のPVだった。ギャルゲー風で16bitゲームな演出でちりばめられている。やっぱり村上隆の制作らしい。wiredでもけっこう前に取り上げられていた。
ファレル・ウィリアムス、村上隆と新曲PVでコラボ：16ビットゲーム風アニメを製作（動画）

アニメてんこ盛りなおこともあってYouTubeのコメント欄が妙に盛り上がっている。公開直後一日で3800件も投稿があったらしい。「ファレルをオタクの世界に歓迎しよう」「ファレルはいかに自分がロリコンなのかを証明したな」「ファレルがより好きになった！」とか、おおむね歓迎する流れから、「pedophile（小児性愛）だ」とか「loliconとpedophileは違うわ！」とか「ファレルはこのPVとはあんまり関係ないと思う」とかけっこう議論になっている。このサイトがコメントを翻訳してまとめてくれている。日本のギャルゲー風なファレル・ウィリアムス『It Girl』PVに外国人たちはコメ欄でカオス状態

トップコメントでweeabooという単語がよく出てきて勉強になった。
Pharrel Williams? More like Feral Weeaboo!
Let’s all welcome Parrell WIlliams to the weeb team.
とか。

解説は「日本好きな外人に対するスラング「Weeaboo」で詳しくされてるけど、「日本好きな白人」とか「オタク」のニュアンスで使われてるそう。

このネガティブな言葉の使用がピークになってきた2005年半ば、4chanの運営側はWapaneseをWaeeabooに置き換える単語フィルターの採用を開始した。WeeabooとはNicholas Gurewitch氏のPerry Bible Fellowshipというコミックの中で使われた言葉だ。

出典:http://todeskin.g.hatena.ne.jp/eigokun/
もともとはWapaneseという軽蔑的意味合いを持つ単語だったが何かと議論を巻き起こす単語だったので変化していきWeeabooで今は落ち着いてるみたい。

それにしても凝ってる…。

ビーチ、花火、祭り、ハーレムはアニメのお約束とのこと。…なるほど、否定できない。

こんな熱い視線を一番幼く見える女の子に向けるなんて議論を生むための戦略としか思えない…ｗ

キャラ選択でファレルは「Yoshiっ(ch)!!」を選択。よしっち？？

よしっちは埼玉出身で将棋が趣味だ。最初に普通の浴衣を着せるが「well, maybe other will suit you better?try this one」と、

よりエキセントリックな浴衣を着させる。「That looks nice on you! I’ll give you this one, too!」

うん、「服が似合う」の表現の勉強になった。
「Other will suit you better!（他の方が似合うよ！）」
「That looks nice on you!（それキミに合ってるよ！）」